こんにちは。
イラストレーターのあなんよーこ(@anan_illust)です。
今回は、ストックイラスト(主にPIXTA/adobe stock)で初めて年末年始素材をアップしてみた結果をまとめていきます!
年末年始素材とは
- クリスマス
- 年賀状素材
主に、年末年始素材は「クリスマス」と「年賀状素材」についてという内容で進めていきたいと思います。
ストックイラストを作成している方々の動きを見ていても、年間を通じて”作るべき”とおっしゃっている方が多くいらっしゃいます。
人物(特にビジネス系)ばかりを作っていた私にとって、どんなのを作ろうかと、すでに数多く投稿されている素材を見ては、考え、悩み、なかなか取りかかれずにいましたが、ついに作成を決意しました!!
作成を始めた時期/きっかけ
そんな決意をしたのはなんと9月。
(しかし、ここで作成した素材1点…とても微妙で売上に貢献していません…)
クリスマスは、なんと10月中旬。年賀状素材を本格的に作り始めたのも11月中旬!!!アップした頃あもう12月…遅い!!遅すぎる!!!
クリスマスに挑戦🎄
— あなんよーこ/イラストレーター (@anan_illust) October 14, 2020
人物以外のイラストは、ほぼ描いた事なかったから、模索したけど何だかわかってきた気がする!楽しい!
もう2ヶ月後は、クリスマスかぁ#ストックイラスト#クリスマス pic.twitter.com/ruPDzYU1uj
クリスマスに引き続き、遅いけどコツコツとお正月モチーフです🎍
— あなんよーこ/イラストレーター (@anan_illust) November 13, 2020
また、後でベクターに展開して、いろいろやってみようー!
もっと文字も自由に描けるように練習しようっと!https://t.co/AiCl8JhutO#年賀状#イラスト #ストックイラスト pic.twitter.com/m5cXtBoDRe
ネットを見ていると、もはや今更あげるなら来年にした方が良いのでは?というコメントもちらほら。
そんなストックイラスト界の流れに取り残されながらも、ちゃんと作成してアップした理由は、PIXTAストックイラストコンテストで頂いたお言葉でした。
“おしゃれでかわいい”感性を活かせる「クリスマス」テーマが、あなんさんにおすすめです!
よーし!やるぞ!とやる気も出ました!ありがとうございます!!!
私が作成した素材
主に私が作成したのは、クリスマスに「クリスマスツリーとサンタクロース」「雪化粧の家」の2種類を色違いなど展開した物。
年賀状素材は、カラフルな小物を組み合わせた20点ほどのみ。
本当に少ないですが、たったこれだけで大幅に売上がアップしました。
大人っぽいクリスマスカード
華やか!年賀状素材
作る前に決めたこと
一度、9月に年賀状素材を作った物は、ベクターで作ったイラストでした。
これも少しは売上ましたが、すでに定番の素材は数多くあり、埋もれがち。
特に個性もないので、あまり目を引けなかったようです。
ここで一旦、考え直し「私が好きなように描こう」と方向性を変更しました。
作戦:少し手描き感のあるものにしよう!
私が挑戦したのが、手描き感のあるイラスト。
少しでも自分らしさがあるイラストの方が、多くある年賀状素材の中で、目を引くのでは!と考えたからです。
誰からも好かれそうなシンプルなデザインと明るいカラーを意識しつつ、ipadのprocreateで作成を開始しました。
年賀状やクリスマスカードは”そのまま使う”を想定
1つ1つを素材として展開しやすくするため、procreateで作成した物は、一度、パソコンのadobe Illustratorに取り込みベクター化します。
▼方法についてはこちらを参考にしてみてください。
しかし、この方法には「データが重くなる」という残念な弱点もあります。
通常のイラスト素材では、使用する人(主にデザイナーを想定)が、重いデータのため使いづらい!!と、敬遠されてしまうのを避けるため、あまり使わないようにしてはいます。
ただ、今回は年賀状やカードとして画像をそのまま使うだろうと想定をして、こちらの方法で作成することにしました。
実際の販売数の傾向
定額ダウンロードだけでなく販売数が圧倒的に増えた
少しわかりづらいですが、下のグラフが私の販売数(PIXTAのみ)の推移です。
赤線が定額ダウンロード、青線が購入の数です。
正直、定額ダウンロードはほぼ毎日あるのですが、購入は”たまにある”くらいでした。
しかし、12月からはほぼ毎日、何件も購入されることが多くなっているのがわかります。定額ダウンロードも多くなっています。
お正月を過ぎた1月末でもダウンロードされることもある
てっきり年が明けてしまえば、年賀状素材の販売数も落ち込むのかと思いきや、2月になった今も購入されています。
特にクリスマスは、冬景色の街並みのイラストだったため、クリスマスに限らず、ダウンロードされています。
売上高は通常の4倍以上伸びた
9月10月に売上も伸びてはいたのですが、12月は10日間ほどで、それまでの売上を上回りました。
それほどに、この時期は求めている人が多くなるんですね。
イラストを使う人の層が、通常は使うことのない一般的な人たちにまで広がっているのかなと購入数から見ても考えられます。
絶対、力を入れた方が良い!
私の想定を上回り、クリスマスと年賀状の素材は大きく売上に貢献してくれました。
例え12月になってからアップしたとしても、これだけ売上に繋がるのであれば、力を入れない手はないです!!!
商品が0よりも、購入に繋がる確率は高くなりますし、今回の件から、しっかり売上に貢献できると確信しました。
大袈裟ではなく、年間を通して時間がある時に年賀状の素材を少しずつ作成していくことをおすすめします!!!!
何より楽しく描けるタッチで、描いていく方が良いです!!
クリスマスも年賀状も「ハッピー!!!!」を届ける物!!!
のびのびと楽しく描いた雰囲気が、素材に表れて選ばれる要因になると思います!!!
悩んだ時は一度、SNSに上げても良いかもしれませんね。
私も一度、悩んで描いたものをTwitterに投稿したところ、「ワクワクした!!」とコメントをいただけました。
年賀状のイラストで「ワクワク」を届けられたのなら、このまま作成し展開していけば売れるはず!と自信が付き、見事当てはまりました。
さいごに
年末の忙しさ、お正月ののんびりモード、ストックイラストの新規投稿ができていなくても、購入のお知らせが届く幸せ。
来年はもっと味わうべく、力を入れようと思った正月の私です。
ぜひ、ストックイラストをやりたいけど、どんなの作れば良いかわからないと悩んでいるのなら、とりあえず年賀状を作ることをおすすめします!!!!!
きっとハロウィンも挑戦したら大きな売上に繋がるんだろうな…と来年の私に期待です。
この記事が誰かのお役に立てれば幸いです♪
ここまでお読みいただきありがとうございました!!
イラストレーターのあなんよーこ(@anan_illust)でした。