こんにちは。
イラストレーターのあなんよーこ(@anan_illust)です。
今年に入り、企業やビジネスで使用したいという個人の方からのイラストのご依頼を多くいただくようになりました。
いろいろなイラストの仕事をしたいね!!!!
と、さらに気持ちが燃えています!!!
そんな時に発売された「たのしく、イラストディレクション! 」という本。
とってもとっても刺激になりました。
この本を読んで私が改めて大切だ!と感じた「イラストの仕事をするためにすること」。そして、「私のイラストの強みって?」をまとめてみました。
イラストの仕事を得る方法とは?
おすすめ本①:たのしく、イラストディレクション!白川桃子(著), 深川優(イラスト)
そもそも、この本はイラストレーターではなく、イラストレーターに仕事をお願いしたいと悩むデザイナーやディレクターさん達に向けて描かれた本です。
イラストレーターの深川優さんの可愛いイラストを見るだけでも、癒され眼福なのですが、内容も本当に素敵です。
また、イラストレーターから見た仕事の流れではなく、イラストレーターにお願いする方達からの目線によって描かれているため
- イラストレーターとしてどんな情報発信が必要なのか
- どんなことを望まれているのか
が、すごくわかりやすいです。実例もたくさん見ることができます!
では、この本を読んで、私が感じた「イラストの仕事をするためにすること」をご紹介したいと思います。
営業しやすい材料をたくさん提示する!
時々、「今度、企画プレゼンのイラストレーターの1人としてご紹介しても良いですか?」等のご連絡をいただくことがあります。
そんなメールをくださる方達がクライアント様に、私のイラストの特徴や使用することによって起こる利点をいくつか伝え、仕事に繋げようとしてくれています。
その材料はどこから得ているのでしょう?
イラストレーターである私が、「イラストの仕事をするためにやるべきこと」はここです。
の商品であるイラストの利点を「採用の決断ができる」ように「わかりやすく」「速く見つけられる」ところに置いておくこと。
ここ重要!!!!と私は思っていますよ!!!!
イラストの強みを伝える必要はある?
私がもし、販売促進のためのデザインを作る時、お願いするイラストレーターさんには、対象者に「買いたい!」と思わせてくれるようなイラストを描いてほしいと望みます。
みなさんも、そうですよね。
もし、イラストを「装飾」という役割で活用するからといって、対象者や物の「方向性」を無視したイラストは配置しません。
その広告の対象者に「なんか良い!」とヒットして欲しいと思っているはずです。
では、イラストレーターの誰かにお願いしたいと考えた時、
Aさんを採用した時の利点は○○だ!
Bさんだったら〇〇だ!と
自分も納得でき、クライアントを説得できる「理由」がある方を選びたいと思うはずです。
大切なクライアント様には「自信の持てる」イラストレーターさんを提案したいですもんね。
それって多忙な仕事の中、丁寧に探すことって大変なのではないでしょうか?
そうなると、その人の実績等を参考にするのでしょうが、実績のあまり多くない人はどうしたら良いのでしょう?
それは「強み」をわかりやすく積極的に伝える!ことで解決しましょう!
客観的に見たイラストの強みを考える
「強み」は、色々なパターンがあると思います。
- イラストの持つ雰囲気
- 描くモチーフ
- 絵柄
- 世界観
以上のようなことです。そこから、もう一つ考えた方が良いと思っているのが
- 客観的に自分のイラストを「商品」として見た時に、どんな効果を生み出すのか
自分のイラストを広告に使用した時、どんな人が惹かれて手にとってくれるでしょうか?
イラストレーターさんを採用する理由には、絶対「効果」を狙っていますし、
その完成形をイメージできる自信のある人にお願いしたくなりますよね。
ただ、気を付けたいのは自分の気持ち優先になりすぎないこと!
客観的に自分自身のイラストはどんなシーンにぴったりだろうと見てみることです。
強みを伝えるツールを持つ
考えた「強み」は自分の頭に入っているだけではダメです!
HPやSNS、ポートフォリオなど、相手に見てもらえる場所で発信しましょう!
イラストレーターとしてのキャッチコピーにする方も多いですし、すごく最適な方法だと思います。
参考となるイメージを用意する
また、言葉だけでなく、イラストを実際に使用した時のイメージをつけておくと、より「完成形」を伝えやすくなります。
モックアップを積極的に作ることで、特徴を伝える素材にもなりますし、イラストの勉強にもなりますよ!
私のイラストの特徴を探す
方法:他の人の意見を聞こう!SNSやココナラなどのコメントを活かそう!
だけど、なかなか自分のイラストの特徴を客観的に見ることって難しい気がします。
イラストを作る時のいろいろな考えや、こんなイラストが描きたい!という理想もあって、理想と現実がチグハグになりかねません。
そんな時は、他の人に聞いてみたり、自分のイラストについているコメントを参考にしてみましょう。
こんな見方があるんだ!と新しい発見がたくさんあります。
また、考えていた事と近い内容であれば、自信を持ってアピールしていきましょう!
私のイラストの場合
ここで、あなんよーこのイラストの特徴を書き出してみます。
- おしゃれで温かみのあるイラスト
- シンプルなタッチ
- デジタルとアナログの良いとこどり
- 幅広い人物像を描き分けることができる
- 作家性、汎用性どちらにも対応できる絵柄
- 納品形式も様々対応可能
- デザインも作成できるため、構成を考えたイラスト作成ができる
- デザイン構成の提案もできる
- ビジネスシーンに合う
- ライフスタイルを伝える媒体に合う
例えば、私の場合は「シンプル」「おしゃれな雰囲気」「人物が多い」と思っていますし、意識している点でもあります。
しかし、汎用性もありさまざま幅広い方に「いいな」と思ってもらえるイラストを目指しています!
特に「ビジネス」の場面や「ライフスタイル」を伝えるシーンで活躍できると客観的に見て考えています。
強みを考えると、自分の商品の特徴も見えますし、制作の目標もはっきりとして一石二鳥ですね。
こんなイラストレーターになりたい
新たな発想の提供
こんな人と仕事がしたい!!と思える人!それは「新しい発見を与えてくれる人」だと思っています。
もちろん、安定感のあるクオリティーは必須です。
特にラフを作成する時は、与えられた情報から、指示されたタッチや構図だけでなく、少し視点を変えたラフもいくつか作成し提案するようにしています。
結果、選ばれなくても良いのですが、この方向性も良いかも!と少しでも感じていただけるだけでも違うのかなと思っています。
もっともっと自分の商品と向き合いながら、いろいろな媒体で役目を果たせる仕事を提供していけるイラストレーターになりたいですね!!
さいごに
イラストレーター…小さい頃からの夢!
プロとして仕事ができるよう、一つ一つ一生懸命努めていきたいです!
楽しいイラストのお仕事を共に頑張る人のお役に立てれば幸いです♪
ここまでお読みいただきありがとうございました!!
イラストレーターのあなんよーこ(@anan_illust)でした。