こんにちは。
イラストレーターのあなんよーこ(@anan_illust)です。
私は、1年前まで会社のデザイン部部長として10人程度の部下を抱えていました。
その時の1つのことを漫画にしました。
これは、Twitterにも投稿し多くの人にも見ていただいたようです!
よくある相談を、初の漫画にしてみました…!
信頼してもらうためには、安心してもらう日々の積み重ねをこちらから見せていく事が大切だと思います。
私の場合は、たくさん考えること。
漫画ってむずかしい!まだまだやれる事がたくさん!5時間もかかりました…💦#イラスト #コミックエッセイ pic.twitter.com/Cs3g5Ha6eH
— あなんよーこ/イラストレーター (@anan_illust) March 2, 2020
今回は、その内容を改めて文章にしたいと思います!!
よくある相談
後輩たちからの相談を受けることも多く、その中の1つとして
「上司の指示通り修正しても、どんどん悪化していて…、でも、私が何か言っても聞いてもらえなくて…嫌われてるんでしょうか?」
たしかに、わたしもそういった場面はありました。
より良いものをつくりたい!という思いを貫くために私が大切にしたことは、“安心感の積み重ね”です。
その方法をご紹介します!
デザイナーだからこその知識で、できることを考える
修正内容をしっかり理解しよう
上司の話をしっかり聞きましょう。
今回の場合、「修正したい」と思った理由をしっかり聞きましょう。
理由「この文字を目立つようにしたいなぁ」
しかし、これだけでは足りない場合もあります。
他の修正案はないか考える場合の材料が足りませんよね。
そう思った”目的”を聞くか、または考えましょう。
目的「この部分を1番、人に訴えたい」
この〈目的〉を、しっかり自分に落とし込みましょう。
上司の意図だけでなく、製作物の役割も理解することが大切です。
解決策をいくつか作成し、提示する
他の修正案を考える
デザイナーである自分自身の知識で、その他の解決策はないか考えましょう。
目的「この部分を1番、人に訴えたい」
上記の場合、1番目立たせる方法は、上司からの指示の「この文字を大きくしたい」以外に、たくさんの解決方法があるはずです。
例えば、
- 余白の取り方
- 構図の変更
- 書体の変更
- 配色の変更
- 言葉の変更
などです。
案が出てきたら、ざっくりとでも形にしましょう。
修正案を3パターン用意する
私は基本的に3パターン用意しました。
A:上司の修正をそのまま反映
B:A+自分の考えた案を少し追加したもの
C:自分で考えた案
このセットを順番に見せつつ、修正内容の〈目的〉から説明をします。その上で、考えた解決策を上げ、ベストだと判断し、作成したB/Cの案について説明しましょう。
+α: 説明をする時間は自分から上司に相談しにいく。
解決策を持っていくタイミングは、自分から必ず上司に声をかけます。
上司から「あの内容はどうなったの?」と状況を聞かれる前に自分から「時間をいただけますか?」と声をかけるようにします。
そのために、「考える→解決策の制作」は時間との勝負です。
私の場合は、翌日には提出できるようにしました。
回数を積み重ねよう
1回だけでなく、小さな事案でも”自分で考えている”ことを大切にして、それを上司に伝えられるよう、複数提案を心がけましょう。
上司としては、”この人は、私と同じくらい(それ以上)に考えてくれている”と思える人は、とても安心感があります。
もし、修正案が見つからない時は
いくら考えても上司の意見が1番良いという場面も多くあります。上司の方が、経験値も知識も豊富ですからね。
その時でも、ただ従うという姿勢だけでなく、”自分も考えた結果、上司の判断が最高です!!!”と理由を踏まえて伝えましょう。
上司としても、しっかり考えて賛成してくれたことに、安心感を得られます。
さいごに
上司としては、自分と同じくらい考え、頑張ってくれる”仲間”が欲しいと思っています。(私の場合)
だからこそ、指示に従うだけでなく、+αで考えて、提案してくれる人に
安心感=信頼を抱くと思います。
少しずつの積み重ねですね。
皆さまも上司や先輩とより良い仕事ができますように。
この記事が誰かのお役に立てれば幸いです♪
ここまでお読みいただきありがとうございました!!
イラストレーターのあなんよーこ(@anan_illust)でした。